
クムクムの背中にある電池ボックス、単三型の電池を装着できるようになっていますが、この電池と接触している部分の接点も実は全てクムクムオリジナルに製造をしました。
組立易いように、組合せ易い様な構造から、バネの位置なども考え、また、ボディへの固定は設定自身に出っ張りを付けて押し込むだけで固定出来るようにしました。
開発当時、市販の電池接点を購入し使用する予定だったのですが、仕様や値段に合致するものがなく、やむなくオリジナルを製造したのですが、組立を考慮していくうちに結局わがままを通してオリジナルになってしまいました。
お気をつけ下さい
電池ボックスは一般コンビニなどで販売されている単三型です。そのため、アルカリ電池を入れて使おうとされる方をたまに見受けます。
残念ながらクムクムはモーターやCPUの消費電力から乾電池では正しく動かしきれません。8ビットのクムクム(Qumcum R3J)の場合には、モーターさえ動かさなければなんとか動作することもありますが、モーターを動かした途端、電力不足でめちゃくちゃな動きになったり、リセットがかかったりします。万が一、一瞬動いても、継続して正しい動作はできません。
また、Qumcum PRO(R321J)は、使用しているCPUの起動時に大きな電力が必要なため、ギリギリ通電した状態で止まっていたりして、PC接続すらできないこともあります。いずれにしても、継続して正しく動きません。
万が一乾電池を入れて動いた様に振る舞っても、モーターなどの動きで思わぬ回転をし本体を壊してしまう恐れもあるため、絶対に乾電池は使用しないで下さい。