プログラミング教育

学習ロボットで21世紀を生き抜く力を身に付ける方法

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これからの情報化社会、デジタル社会、グローバル社会を生き抜いていく今の子供たちに必要とされるスキルは意外にも・・・

21世紀型スキル

21世紀型スキルとはデジタル時代となる21世紀以降必要とされるといわれるスキル(21世紀型能力:Assessment and Teaching of 21st Century Skills)のことをいい、 国際団体「ACT21s」が提唱している概念のことです。

そこには、これからの情報化社会、デジタル社会、グローバル社会を生き抜いていくために必要とされるスキルが4つのカテゴリーに分けられた10項目で定義されています。

思考の方法

①創造力とイノベーション
②批判的思考、問題解決、意思決定
③学びの学習、メタ認知(認知プロセスに関する知識)

仕事の方法

④情報リテラシー
⑤情報通信技術(ICT)に関するリテラシー

仕事のツール

⑥コミュニケーション
⑦コラボレーション

社会生活

⑧地域と国際社会での市民性
⑨人生とキャリア設計
⑩個人と社会における責任

21世紀以降必要とされるスキル

情報化社会、デジタル社会となり今後のビジネスは業種の多様化や専門化、複雑化がさらに進むとされています。
人と人工知能や機械が仕事を取り合うようになり、「〇〇年後にはなくなる職業」などといった記事もよく目にするようになってきました。

そういった時代の変化の中、これからの時代を担う子供たちは、多様化や複雑化に対応できる能力や、
より考えられた付加価値としてのサービスの提供といったソフトスキルが求められるようになってきます。

ここでいうソフトスキルとは先ほどの21世紀型スキルの定義でも触れられていた「創造力」や「問題解決能力」、「意思決定」や「学びの学習」といった対人関係に関するスキルです。
社会の目まぐるしい変化に対応していく能力、新しいものを学ぶという能力、自分で問題点を見つけ、考え、解決していくといった能力、 変化し続ける社会を生き抜く力を指しています。

そして自分自身だけではなくコミュニケーションやコラボレーションとあるように、他者と効果的なコミュニケーションをとったり、他者と協力したり、
地域社会に参画するなど行動していく力も求められています。

学習ロボットで身につく力

2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されますが、学習ロボットでプログラミングを学習することによって身につく力について考えてみます。

ここで言う学習ロボットとは、子ども自身がパソコンやタブレット上で作ったプログラムで動くロボットだと思ってください。
そのロボットは作ったプログラミングに従って手をあげたり、歩いたりします。
いま作ったプログラミングで目の前のロボットが動きだすのです。

学習ロボットを使うことで試したいプログラミングが机上ではなくすぐに動きとして現れます。正しく動くこともあれば、間違えて逆の手が上がることもあるでしょう。

そんなときはどこで間違えたのか、どこに問題があったのかを考え、解決するためにはどうしたらいいのかを考えます。
思いついた解決方法や、考えていた意図とは違う個所が見つかればまた修正してトライすればいいのです。
こういった小さな失敗と問題解決を何度も何度も繰り返すことで沢山の経験を積むことが出来ます。

学校やプログラミング教室、ご家庭でみんなでどんな動きをするロボットを作ったのかお話しながらみんなで考えるのもいいでしょう。

経験や体験をたくさん積む

「21世紀型スキル」で提唱されているソフトスキル(創造力や問題解決能力やコミュニケーション能力)は暗記科目のように短期間で身につくものではなく、
経験や体験をたくさん積むことで身についていきます。そのためより早い段階からの学習がより効果的なのです。

ロボットに触り、目の前でロボットが動き出すことで、プログラミングに対して「難しそう」という先入観をすて、楽しさや遊びの延長線上で
自分の作りたいものを明確にイメージし、そのイメージを実現する方法を考え、挑戦し、思い通りに「出来た!」という体験を何度も何度も経験することで自然と 「創造力」や「問題解決能力」、「論理的思考力」、「コミュニケーション能力」といったこれからの21世紀以降を生き抜いていく力が自然と鍛えられていくのです。

学習ロボットを使ったプログラミング学習は、これからの時代に必要とされる能力を鍛えるのにとてもシンクロした学習方法といえます。

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