音声合成 掛け算と桁付きによる数字の発話|Arduinoプログラミング

シリアルモニタ

Arduino IDEには、プログラムから数値や文字列を表示させたり、キーボードから数値や英数文字などを入力する機能があります。

このシリアルモニタを使うには [ツール]-[シリアルモニタ] を選択します。新しくウインドウが開きます。プログラムへ値を入力するには赤線で囲ったテキストボックスに入力し、横の [送信] ボタンをクリックします。

広いエリアには、プログラムから出力した値などが表示される部分になります。

関数の説明のところも参照してください。

詳細はこちらで紹介されていますので、詳しく見たい方は参照してください。

http://blog-yama.a-quest.com/?eid=970151

ArduinoIDE用の音声合成ライブラリを追加するために

• ライブラリファイル Arduino_AquesTalk_Library.zip をダウンロードしてください。
• Arduino IDEのメニュー[スケッチ]-[ライブラリをインクルード]-[.ZIP形式のライブラリをインクルード]を選択します。ファイル選択ウインドウが表示されるので、先ほどダウンロードしたZIPフィルを選択して[開く]をクリックすれば完了です。

ライブラリ

音声合成LSIを使うには[Arduino] AquesTalk ライブラリが必要です。

詳細はこちらで紹介されていますので、詳しく見たい方は参照してください。

http://blog-yama.a-quest.com/?eid=970151

ArduinoIDE用の音声合成ライブラリを追加するために

• ライブラリファイル Arduino_AquesTalk_Library.zip をダウンロードしてください。
• Arduino IDEのメニュー[スケッチ]-[ライブラリをインクルード]-[.ZIP形式のライブラリをインクルード]を選択します。ファイル選択ウインドウが表示されるので、先ほどダウンロードしたZIPフィルを選択して[開く]をクリックすれば完了です。

ソースコード

//配列を2つ使った例
#include "Wire.h"
#include "AquesTalk.h"
AquesTalk atp; 

void setup(){
  Serial.begin(115200);
  while (!Serial) { ; } //Leonardoの場合にはこの部分が必要
  Wire.begin();
  atp.SetPitch(0);
  atp.SetSpeed(100);
}

void loop(){
  int kazu1, kazu2;  //入力値を覚えておく変数
  
  Serial.print("ひとつめの値は？");
  while(!Serial.available())
    ;
  kazu1 = Serial.parseInt(); //数値として取得
  while(Serial.available())
    Serial.read();
  Serial.println(kazu1);


  Serial.print("ふたつめの値は？");
  while(!Serial.available())
    ;
  kazu2 = Serial.parseInt(); //数値として取得
  while(Serial.available())
    Serial.read();

  Serial.println(kazu2);
  String str1("<NUMK VAL=" + String(kazu1) + ">" + "kakeru" + "<NUMK VAL=" + String(kazu2) + ">" + "wa");  
  atp.Synthe(str1.c_str()); //String型の変数として関数に渡す記述方法 
  delay(300); 

  Serial.print(kazu1);  //シリアルモニタに掛け算式を表示する
  Serial.print("*");
  Serial.print(kazu2);
  Serial.print("=");
  Serial.println(kazu1*kazu2);

  String str2("<NUMK VAL=" + String(kazu1*kazu2) + ">" + "desu"); 
  atp.Synthe(str2.c_str()); //String型の変数として関数に渡す記述方法 
  delay(2000); 
}

シリアルモニタを使うための関数

void Serial.print( すべての基本型 )
人間の読めるASCII文字の形でデータをシリアルポートに出力します。この関数は様々な形式を使用することができます。数字は，各桁ASCII文字を使用して出力されます。

他の多くの関数は、ここ https://cdn.arduino.cc/reference/jp/language/functions/communication/serial/print/ を参照してください。

関数

void Synthe(const char *msg)
音声合成を行います。msgには 発声する音声記号やコマンド文字列を指定します。
この関数は、前の発声の終了を待ってから、引数の文字列の最後にデリミタのCR(‘¥r’)を付与してLSIに送信しています。

void SetSpeed(uint16_t speed, uint8_t *pRet=0)
発話速度を設定します。
発話速度はLSIの不揮発メモリに設定しますので、これで設定した値は、電源を切っても継続されます。speed: 50-300  標準:100 50:最遅　300:最速

void SetPitch(uint8_t pitch, uint8_t *pRet=0)
声の高さを設定します。pitch: 声の高さ　0-254  標準:64 0:高い 254:低い