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乱数とリストでLEDをランダムに光らせてみる[0003]

 

リストと変数の違い

スクラッチには他のプログラミング言語の「配列」にあたる「リスト」という機能があります。
配列とは、1つの名前の変数名でたくさんのデータを扱える機能で、データの中身を利用したい場合は、「変数名の何番目のデータ」というように、番号を指定することができます。
番号が使えることで何が便利かというと、この番号の部分をプログラムで変化させることができるのです。

変数を使った場合

例えば、あらかじめ記憶されている3人の友達の名前を順番に表示するプログラムを作った時、変数を使った場合はこんな風になります。

この場合変数は友達の人数分必要です。
100人いたら100行書かないと全員の名前を表示することができません。

リストを使った場合

こんな時にリストを使うと便利です。リストを使うとこんな風になります。

この番目というところをプログラムでくるくる回せば簡単に全員を表示することができます。

友達という名前の変数(リスト)を作れば、この友達という中にはいくつもの名前データを記憶することができます。
そのリストの中身は、スクラッチのステージで入力したり、削除したりすることができます。
もちろんプログラムから自動で追加したり変更したりすることもできます。

リストを使って判断をカット

あらかじめ色というリストを作り、R,G,Bという文字を用意します。
ステージ上で色リストを見るとこんな風になります。

次にこれを使って色を発色するプログラムを作るとこんな風になります。

プログラムはいたってシンプルです。

<プログラムダウンロード>

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