標準コマンドサンプル

スクラッチ3.0でクムクムロボットのセンサー機能を使う

クムクムロボットの搭載されているセンサー機能

クムクムロボットの目の部分には「超音波距離センサー」というセンサーを搭載しています。

このセンサーは片方の目から音波を出し、跳ね返って来た音波をもう一方の目で受け取ります。

音波を出して受け取るまでの時間によって距離を測ることが出来るセンサーです。

測れる距離は約30㎝で、30㎝以内に物体が無い場合は画面上には999と表示されます。

 

スクラッチ3.0でセンサー機能の使い方

センサーを使う際にはこの二つのブロックを使用します。

「しょうがい物までの距離を測る」を実行して距離を測り、測った距離が「距離」の中に記憶されます。

 

ただ、この使い方だとブロックをクリックした瞬間だけ距離を測るので、非常に使いにくいです。

そこで制御にある「~まで繰り返す」と合わせて使います。

このように使用することで、センサーに何か反応があるまで距離を測り続けることが出来ます。

 

センサーを使った簡単なプログラム

プログラムを実行してから、センサーに反応があればLEDが光って終了するプログラムを作ってみます。

先ほど紹介した「~まで繰り返す」を使った距離の測り方にLEDのブロックを追加するだけで完成です。

 

次はプログラムを実行し続けて、センサーに反応が無い時はLEDが消え、反応がある時はLEDが光るというプログラムを作ってみます。

「~まで繰り返す」の条件が上のプログラムと反対になっているのには理由があります。

センサーに反応があるという事は「距離」の数値が30以下になっているという事なので、再び数値が999に戻るまではセンサーに反応があるという事になります。

その為、次に数値が999になるまでこの中のプログラム(LEDが光る)は実行されるという訳です。

 

センサーの使い方は様々で、測った距離によって反応を変更したりも出来ます。

使い方に慣れてきたら距離によって3パターンほど動きを用意したプログラムを作ってみてください。

 

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