2020 年小学校でのプログラミング教育が必修化

2020 年から⼩学校で始まる新学習指導要綱では「プログラミング的思考を育成」が挙げられています。2024 年度の⼤学⼊試では「情報Ⅰ」が国語や数学のような基礎的科⽬になります。2020 年の⼩学校から始まり2024 年の⼤学⼊試まで順次プログラミング教育が導⼊されます。(教育改⾰)概要は下記の通りです。

プログラミング教育の導⼊スケジュール

各教育課程で位置づけが異なる点に注意が
必要です。⼩学校段階でのプログラミング教
育は、下記とされています。( ⽂部科学省:
「⼩学校プログラミング教育の必修化に向
けて」 )新学習指導要領
「情報活⽤能⼒」を「学習の基盤となる資質・
能⼒」と位置付け、教科横断的に育成する旨
を明記するとともに、⼩・中・⾼等学校を通
じてプログラミング教育を充実

⼩学校 必修化

・総則において、各教科等の特質に応じて、「プログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を⾏わせるために必要な論理的思考⼒を⾝に付けるための学習活動」を計画的に実施することを明記

・算数、理科、総合的な学習の時間において、プログラミングを⾏う学習場⾯を例⽰具体的には「プログラマやエンジニアになってもらおうということではない」( ⽂部科学省・情報教育新興室⻑ 安彦広⻫⽒ )、算数や理科、⾳楽などの教科の中でプログラミングを体験して慣れ親しむことになります。

⼩学校のプログラミング教育の例

教 科 内 容
総合的な学習の時間 ⾃分の暮らしとプログラミングとの関係を考え、プログラミングを体験しながらその良さに気付く
理 科 電気の性質や働きを利⽤した道具があることをとらえる学習を⾏う際、プログラミングを体験しながら、エネルギーを効果的に利⽤するために、様々な電気製品にはプログラムが活⽤され条件に応じて動作していることに気付く
算 数 図の作成等において、プログラミングを体験しながら考え、プログラミング的思考と数学的な思考の関係やそれらの良さに気付く
⾳ 楽 創作⽤のICT ツールを活⽤しながら、与えられた条件を基に、⾳の⻑さや⾳の⾼さの組合せなどを試⾏錯誤し、つくる過程を
楽しみながら⾒通しを持ってまとまりのある⾳楽をつくる
⾳⻑、⾳⾼、強弱、速度などの指⽰とプログラムの要素の共通
性など、⾳を⾳楽へと構成することとプログラミング的思考の関係に気付く
デジタルによる演奏と⽣の演奏から感じる違いなどに気付く
図画⼯作 表現しているものを動かしてみることにより、新たな発想や構想を⽣み出したり、異なる視点からよさや美しさを感じ取った
りする
特別活動 既存のクラブ活動にプログラミングを体験する学習を取り⼊れたり、⼦供の姿や学校・地域の実情等に応じて、プログラミングに関するクラブ活動を運営・実施したりする

 

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