2020年小学校でもプログラミングの科目が必修となりました。

 

文部科学省から特に「これ」といった教科書や教材が指定されているわけではなく、すべては地方自治体や学校の運営に任されているようです。
そのため、多くの大学の先生や、私たちのような民間の企業が一緒に取り組みます。

ここ2~3年はコロナの影響もありプログラミングどころか、通常授業ですらなかなか進んでいない状況なので、最新の取り組み報告はできず過去のご報告で失礼します。

これは、2021年4月に京都市伏見区にある藤ノ森小学校で小学校4年生に行った授業です。
授業時間は45分間と短く、3クラス連続で連続で行いました。

このころはGIGA回線でのスピードチェックもできていない状況だったので、起動に手間取ったりいろいろな問題はありましたが無事に完了!

弊社の小学校で授業の内容は「とにかく楽しく」です。
中学・高校となると、プログラミングやコンピュータのことなどをしっかり座学で学んでいただく時間をとりますが、小学生にはまずはプログラミングってどんなものなのか?を体験してもらうことをメインに考えます。

タイトルは「クムクムをコケさせろ(転ばせ)」です。…コケるは関西弁です。

授業は画面の中の3Dクムクムで行います。
ですから、どれだけコケさせてもロボットは壊れませんし、コケさせるためには相当なプログラムを作らなければいけません。
片方の足を上げて、あげた足を動かして、もう少し前に動かして….
結構なシーケンスが必要です。
これだけでもプログラミングは十分体験できますし、プロセスを組み立てるという体験には楽しく十分です。
特に4年生くらいですと、なかなか難しいことを理解する時間もとれず、直感的に動く部分が多いので、まずはやってみる!これが大事だと思っています。

プログラミングとは?ロボットとは?というような理屈は5年生からかな?と経験上記憶しており、直感的で楽しい経験…
これに徹しています。