3j-通信機API-プログラミング

5.Toneのコントロール

Tone(トーン)とは、音の高低や音そのもののことです。
一般にはブザー音、コンピュータの世界では、よく’BEEP音(ビープ音)’と呼ばれているものです。
これらは、電気信号を使ってスピーカーから空気振動を発生させることにより音がでています。
音は空気振動で音の高さは1秒間に振幅する回数「周波数」によって決まります。
この「周波数」の値が大きいと1秒間に振動する回数が多くなり、音は高く聞こえます。
「周波数」の値が小さいと1秒間に振動する回数は少なくなって、音は低く聞こえます。

Tone(トーン)で音を出すための情報

VS CodeでPythonプログラムのプロジェクトやソースファイルを作成する方法については「5. VS CodeによるPythonプログラムの開発」を確認してください。

Pythonプログラムから直接QumcCommLib.dllを呼び出す場合は、「3.Qumcum PythonライブラリでコントロールできるAPI仕様(QumCommLib.dll呼出し)」にある指定した周波数のビープ音を出力する”qumcomm_sound()”を確認してください。

Pythonプログラムからqumcum.pyを経由して呼び出す場合は、「2.Qumcum PythonライブラリでコントロールできるAPI仕様」にある指定した周波数のビープ音を出力する”qumcum.sound()”を確認してください。

クムクムロボットと接続する方法についての説明は、「4.クムクムロボットとの接続~LEDの点灯」を参考にしてください。

Pythonプログラムから直接QumcCommLib.dllを呼び出す

コード全体はこのようになります。

※ここで、QumcCommLib.dllはこれから作成し、実行するPythonプログラムのコードと同じフォルダに置いていることを前提としています。

このコードの20行目にある”dll.qumcomm_sound(h, 440, 100)”がToneで音を出す処理となります。

これは、「440Hz(ラ)の音を100ミリ秒(0.1秒)の間、音を出す」という動作を行います。

 

Pythonプログラムからqumcum.pyを経由して呼び出す

コード全体はこのようになります。

※ここで、QumcCommLib.dllはこれから作成し、実行するPythonプログラムのコードと同じフォルダに置いていることを前提としています。

このコードの7行目にある”qumcum.sound(440, 100)”がToneで音を出す処理となります。

これは、「440Hz(ラ)の音を100ミリ秒(0.1秒)の間、音を出す」という動作を行います。

 

 

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