電子基板の試作も社内でします

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クムクムの電子基板は、こうして作られています

― 中国製造と日本品質のいいとこ取り ―

クムクムに使用している電子基板は、**部品が一切載っていない「基板だけ」**を中国の工場で製作し、日本へ送ってもらっています。
注文から日本到着までは、おおよそ2週間程度。このスピード感は、現在の電子基板製造ならではのものです。

気になる品質についても、正直なところ、今の中国製基板の品質は、かつての日本製と比べても遜色ないと感じています。パターン精度、基板の仕上がり、反りやズレなども安定しており、安心して使えるレベルです。

今の基板製造は、驚くほど身近な存在

中国には非常に多くの電子基板製造工場があり、現在では一般の個人でも

  • 設計データをインターネットで入稿

  • 基板サイズや層数、表面処理などを指定

するだけで、どんどん製造が進んでいきます。

見積もりも非常にシンプルで、
基板サイズといくつかの電子的な条件を入力するだけで、瞬時に価格が表示されます。

しかも――
とにかく安い。驚くほど安い。

昔と比べて、基板製造は大きく変わった

少し前までは、電子基板を作るには、

  • 専門の業者を探し

  • 打ち合わせを重ね

  • 高額な費用をかけ

という流れが当たり前でした。

基板を作るだけで仕事が成り立つ専門業者も多く存在していましたが、今では誰でもネット経由で簡単に発注できる時代になりました。
これは、電子工作やハードウェア開発のハードルが一気に下がったことを意味しています。

クムクムは「国内で組み立てられる体制」を持っています

当社では、基板に実装する電子部品をすべて自社で保有しています。
そのため、基板さえ届けば、すぐに部品を載せて完成品を作れる体制を整えています。

少量生産の場合は、

  • 小さな電子部品を

  • ピンセットでつまみ

  • 基板上の決められた位置に一つずつ載せていく

という、なかなか気の遠くなるような作業を行います。

ただし、これが得意なスタッフにとっては、むしろ楽しく簡単な作業でもあります。
細かい作業が好きな人には、電子基板の実装は意外と向いている仕事です。

電子基板ができるまでの基本的な流れ

電子基板製作の基本的な工程は、次のような順番で進みます。

電子回路を設計する
 どの部品をどうつなぐかを決める設計段階です。

基板レイアウトを設計する(アートワーク設計)
 回路を、実際の基板上にどう配置するかを決めます。

基板制作を依頼する
 設計データを元に、基板そのものを製造します。

メタルマスクを依頼する
 部品を載せる位置にだけ穴が空いた、金属製のシートです。

半田ペーストを塗る(半田印刷)
 メタルマスクを使い、必要な場所にだけ半田を載せます。

部品を載せる(実装)
 電子部品を基板上に配置します。

基板を焼いて半田を溶かす(リフロー)
 オーブンのような装置で加熱し、半田を溶かして部品を固定します。

簡単に言うと、このような流れで電子基板は完成します。

量産時は日本で、安定した品質を

製品を量産する場合は、これらの工程をすべて機械で行い、同じ品質を保つことが重要になります。

クムクムでは、電子基板の量産・実装は横浜の工場に依頼しており、
最終的には 日本国内でしっかり管理された製造体制を取っています。

基板そのものは海外で効率よく製作し、
品質と信頼性が重要な工程は日本で行う。

この現代的な分業体制が、クムクムの安定した品質を支えています。

クムクムが大切にしている製造の考え方

クムクムは、
「どこで作るか」よりも、
**「どう管理し、どう品質を守るか」**を大切にしています。

便利で安価な仕組みは積極的に使い、
重要な部分は日本で丁寧に仕上げる。

このバランスこそが、今の時代に合ったものづくりだと考えています。

 

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