小学校プログラミング教育-10「いつ?指導例B-①音楽づくり」

文部科学省小学校プログラミング教育の手引(第三版)【教育家庭内の学習】における『指導例B-①音楽づくり』についてスクラッチでプログラミングを実施してみます。

(出典:小学校プログラミング教育の手引(第三版)7ページ)

手引きでは…

様々なリズム・パターンの組み合わせ方について、このようにつくりたいという思いや意図をもち、様々なリズム・パターンの面白さに気付きながら、プログラミングによって試行錯誤をすることを通して、まとまりのある音楽をつくります。

ここでは、様々なリズム・パターンを組み合わせた、まとまりのある音楽づくりを、プログラミングによって行います。

学習活動とねらい
様々なリズム・パターンを組み合わせて、まとまりのある音楽をつくるという課題を設定し、プログラミング言語又は創作用ソフト等を用いて音楽づくりをすることが考えられます。
児童は、教師があらかじめ用意しておいた、例えば、「ドンドン」、「ドンドコ」、「ドドンコ」といったリズム・パターンを実際に表現し、即興的に選択したり組み合わせたりする活動を楽しんだ後に、まとまりを意識した音楽をつくることに取り組みます。その際、このような音楽を、このようにしてつくりたいという自分の考えをもち、音楽の仕組みを意識しながら、プログラミング言語又は創作用ソフト等を用いて様々なリズム・パターンの組み合わせ方を試し、更に工夫を重ねて試行錯誤し(プログラミング的思考)、音楽をつくっていきます。

スクラッチ3.0でプログラミングしてみる

スクラッチ:拡張機能の読み込み

楽器を使えるように設定します。
スクラッチ3.0では、楽器の音を鳴らす命令が標準としては用意されていません。
そのため、まずは楽器を鳴らす命令を使えるように拡張機能からロードして準備をします。

楽器のコマンドが並びました。

チューリップの花をプログラムで演奏してみる

ピアノを使ってテンポ120で演奏させるプログラムを作ってみました。
このプログラムは、まだ1音1音をブロックで並べているだけです。
しかし、ちゃんと演奏させるためには、音符と同じ順序でコマンドを並べることが必要だということを理解してもらえます。

>> ここをクリックしてチューリップの花のプログラムをダウンロードする

チューリップの花をプログラム的に演奏してみる

同じフレーズを繰り返している部分をまとめて繰り返しなどを使って少しプログラム的に書いてみます

> ここをクリックしてチューリップの花プログラム的のプログラムをダウンロードする

チューリップの花をドラムをつけて演奏してみる

いよいよドラムの音をつけて、リズムと一緒に演奏するプログラムを作ってみます。
このプログラムは、ステージの上のスタートフラグをクリックすると、リズムとメロディーを同時に演奏します。

> ここをクリックしてチューリップの花のリズムつきをダウンロードする

プログラムのダウンロードと注意

本プログラムは、スクラッチ3.0公式サイトで動作する「スクラッチSTUDIO(https://scratch.mit.edu/studios/5812217/)でスクラッチ3.0で動作します。

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