ロボットプログラミング学習キットから得られる大切なこと

習わせたい習い事ランキングに「プログラミング」が入っているのをご存知でしょうか?
年々ランキングを上げていますが、その背景には2020年から始まる小学校でのプログラミング教育の必修化も影響しています。

ロボットプログラミング

ロボットプログラミングと一言でいっても世の中にはさまざまなロボットが存在します。まず思いつくのが産業用ロボットです。
工場で溶接したり塗装したり、巨大なものを組み立てたりする工業用ロボット。


そのほかにもドローンを使った空中散布が注目された農業用ロボット、店舗の前などに立って案内などをしてくれる商業用ロボットもあります。
産業用ロボットだけでなく危険な高いビルの窓を掃除してくれる清掃用ロボットや家庭用お掃除マシンなどもロボットです。

このように生活の至るところでロボットは活躍しています。

ロボットプログラミング学習キット

では、ロボットプログラミング学習キットとはどのようなものでしょうか?

先ほどあげたロボットたちは複雑なプログラミング言語で作られたものです。アームひとつ動かすのにも多くのプログラミング的技能要素が詰まっています。
しかし小学生段階におけるプログラミング学習とは、プログラミング言語自体を1から学んでいくのではなく
ロボットという学習キットを媒体として「体験」を学ぶ機会だと私は考えています。

様々な教材が出ていますが、ここで重要なのはロボットを使うことで、自分の思った通りにロボットの手足が動かせるという体験です。


ロボットの手をあげたかったらどうすればいいんだろう?
手が上がったけど後ろまで上がりすぎた、耳の横くらいまで真っ直ぐ手をあげたいな。
ぐるぐる手を回す動きも出来るのかな。どうすればいいんだろう。手が動くなら、足は動くのかな、顔は動くの?
ここ光りそう・・・

ひらめきや創造性

このような沢山のひらめきや創造性をより目に見える形として体験させてあげることが、ロボットプログラミング学習キットに求められる要素であると思います。


自分の意図する動きを実現するためには、どのようなパーツをどのように組み立てていけばいいのか、うまく動かなければどこが駄目だったのか考え、
パーツを組み立てなおしまた試してみる。意図したとおりに動けばいいし、意図していない動きでもそこからもっと楽しい動きを思いつくこともあるでしょう。
そしてまたそれを実現するためにはどうすればいいのか考える。

つまり、小学生段階におけるプログラミング学習とは「プログラミング的思考」、論理性や表現力、問題を解決していく力を養うことです。

勿論そこを興味の入り口として、プログラミング言語自体に興味を持つこともあるでしょう。
ロボットにはモーターやLED、BlueTooth、赤外線センサー、サウンドセンサー、基盤、無線通信など沢山の最新技術も使われています。それらに
実際に触れることで好奇心や探求心もどんどん広がっていくでしょう。

沢山笑って、大人も一緒に考え、学べる。コミュニケーションツールとしての側面ももったロボットが「学習用ロボット」です。

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